グラウドでは、昨年ごろより「職能研修」というものを取り入れています。

職能研修とは、外部機関のアロンジ合同会社様のご協力のもと、社会活動で求められる9つの職能（社会共通能力）を学ぶためのものです。

研修の流れは

①「AIマッチョ白石」による動画で基礎研修を行い、ポートフォリオを作成

②ポートフォリオをもとにグループディスカッションを実施し、メンバーからポジティブフィードバック、ネガティブフィードバックをもらう

③ディスカッションを受けて最終ポートフォリオを作成（完了）

となります。

そもそも職能研修が始まった背景は、白石さんの願いとして、業務以外で身に着けていくべき能力の向上は、今までは飲みニケーションでできていたが、現代に合わない。そこで、職能研修、グループディスカッションを実施していくことで見つかるものがあるのではというものでした。

今回は、職能研修すべて完了した猛者に、感想を聞いてみました！

もちろんファシリテーターは我らがアロンジ近藤さん。

メンバーは近藤さんが今までの研修で印象に残ったという方が選ばれました。グループディスカッションでは毎回、自己紹介と近況を話すという流れがありますが、今回の座談会でも皆さんの近況報告から始まりました。

腸活を始めた宮川さん、結婚式を控えた服部さん、着付士になれた榊さん、寒い中お花見した丸山さん

このメンバーで座談会スタートです！

近藤さん「ポジティブな評価をまず聞きたいです」

丸山さん「グループディスカッションで、上長にネガティブフィードバックを強制的に出来ることですね。榊さんは考えすぎると『ま、いっか！』で済ませてしまうことがおおいが、『それで済ましてしまうと見えてないところがいっぱいありますよね？』と伝えれたことがあり、普段言えないことも結構言えたりします（笑）」

榊さん「こちらとしても言われる機会がないから、新鮮で、丸山はそう思っているだろうなとは気づいているものの、改めて言われるとやっぱりかと気づけました（笑）」

近藤さん「そういうフィードバックを受けて、行動や考え方は変わりましたか？」

榊さん「…ちょっと気を付けるようになりました」

丸山さん「スゴク、キヲツケテイルトカンジマスヨ!（笑）」

近藤さん「『ま、いっか』と言えば、服部さんは逆に『ま、いっか』で済ませたほうがいいみたいな話がありましたよね」

服部さん「そうです、私は考えすぎることが多いので、もうちょっと肩の力をぬいていいとアドバイスをもらいました。そういう指摘をいただいて、『気楽に考えていいんだ』と気づけて少し楽になりました。研修始まったころは育休明けということもあり、ストレスマネジメントは10点満点中1点くらいで、かなりしんどかったが、今は7点くらいはできていると感じています。」

近藤さん「今の自分の状況を冷静に・客観的にフィードバックしてもらえるということは、感情抜きで、説教でもないため、スッと入ってきやすいのかもしれませんね。」

丸山さん「僕も『ま、いっか』ができないタイプで、結構考えるタイプですが、最近ちょっとできるようになりました！考えすぎたらいったんドーナツのこと考えたり（笑）。他には、他の人がこう考えているんだと知れることにより、いい方に見方が変わることが多々ありました。こういうのは普段の話ではなかなか話さないし、気づかないからこういう機会はシンプルによかったです。」

近藤さん「宮川さん、ある時から言語化に関して成長したと感じていたとお話しされていましたが、どういったフィードバックから気づきましたか」

宮川さん「初めの方のポートフォリオを見返したら、文字数が少なく何を伝えたいのかわからない幼稚な文章だと思いました。後半の方は、中野さんからも褒められましたが、自分でもポートフォリオの内容が充実していると感じました。研修をバラバラに受けて、CSRを受けた後に自己認識を受けると、すごく簡単に感じて、すらすらかけました。」

近藤さん「研修を受けて業務で役立ったり褒められたりしたことはありますか」

宮川さん「クライアントからご指摘受けたときの対応が上手になりました（笑）」

近藤さん「宇都宮さん人事目線で何かありますか？」

宇都宮「従業員の成果目標を全員分確認しますが、宮川さんの成果目標の内容や文章が非常にわかりやすく、しっかりしていて感動しました！言語化能力は確実にUPしてます！」

宮川さん「うれしい！！（笑）」

近藤さん「PMや取締役から研修終わった後に、こういうフィードバックをいただけるとよりいいですよね」

榊さん「私は、9つの内容を１つ１つ分解して勉強するということ自体が、今までにない経験で、ディスカッションでは無理やりにでもしゃべらないといけないので、もともとしゃべる方だったが、より考えて滑らかにしゃべれるようになった気がします。また、あまり断らない人生で、言われたことは面白そうだし、とりあえずやるみたいな感じで自分の意志がないと思っていたが、なんだかんだそういいながら自分の意志で選択しているという指摘をうけて、考えて行動することの大事さにも気づけました。」

近藤さん「これはよく言っていますが、『冷や酒と親の意見は後から利く』。この研修の意義に気づくのも下手したら10年後とかになるかもしれない。成長とともに気づきが増えていく。だから教育って難しいですよね。すぐ効果はわからないからぜひまた一年後とかに同窓会みたいに効果測定をしてみたいですよね。例えばちょっとしたニュース記事でも、今まで気にも留めていなかった内容が、ちょっと止まってみてみたり、関心を持つことが増えたと思います。この『ちょっと』が5年後10年後どうなっているかが重要で、楽しみです。」

最後に感想を！

丸山さん「イノベーションとかCSRは、なかなか身近に感じれず、非常に難しかったです！」

服部さん「座談会をするにあたって、もう一度ポートフォリオを見直しましたが、受けて終わりにしないことが大切だと思いました。また、ディスカッションで一緒のメンバーになった松下さんがメンターに選んでいただいたりと、いろんな影響を感じれました。ニュースでも『ガバナンス』というワードが出たとき、理解できたことでも成長を感じました。」

宮川さん「この座談会に呼んでいただいて光栄です（笑）中野さんと今仕事をしているが、ディスカッションで事前に中野さんがどんな方かを知れたので、仕事がとてもしやすく、そういった効果もあると感じました。」

榊さん「いろんな方と交流できたところ、自分を見つめなおす機会になったことが非常に良かったです。ぜひみんなにも受けてほしいから、簡易版みたいなのをやってみていただくのもいいかもと思いました！」

皆さんお忙しい中、ありがとうございました！